「うっわ~真っ青じゃん! 痛そ~っ」
「ちょっと光太、何見て……」
短パンをまくり上げて太腿を養護教諭に見せていたら光太がのぞきこんできた。
思わずその顔を押しのける。
「こらあ! 男子はあっち行ってなさい!」
40半ばの養護教諭は、そう言って近くにあったバインダーで光太の頭を引っ叩いた。
「いった! 男子って、俺彼氏だし!」
「彼氏だろうが何だろうが関係ないの。
女性の生足のぞくなんて10年早いわ」
「なんだよそれっ。俺は心配しただけなのに……」
ぶつぶつ文句を言いながら、光太が奥のベッドへと歩いていく。


