僕らの明日の話をしよう


「うわあ……光太くんやるね!
よし、そのままお姫様を保健室にお連れして!」


「ラジャ!」



ラジャじゃない!

みちるまで何言ってるの!?


ちょっとデッドボールもらっただけなのに、ふたりとも大げさだよ。



「光太、目立ってて恥ずかしいから降ろしてよっ」


「はいはい。お姫様は大人しくしててくださいね~」


「もう! 話しを聞いて!」



これ絶対に忍くんのこと意識してる。

あの時お姫様抱っこされたの、まだ根に持ってるんだ……。


恥ずかしくて光太のジャージで顔を隠す。

ちらりと周りをうかがえば、悔しそうに唇を噛むピッチャーの姿があった。