「なんかねー、他のクラスの男子も来るんだって! かっこいい子いるといいなぁ。
綾も今度一緒にカラオケ行こうね!」
「……うん。楽しみ。じゃあまた明日ね」
上機嫌なみちると別れて、2年生の階に降りる。
2年生の階は生徒がもうほとんどいなくて、廊下はとても静かだった。
だから、教室から聞こえてきたその話し声が、余計に大きく響いた。
「やだー! 光太くんてば!」
「いやいや、ほんとだって」
「絶対うそじゃーん!」
「まじまじ。ほら、コレとか……」
「きゃーやだ! あはは!」
何で女子といるの……。
光太の教室の前で足を止める。


