僕らの明日の話をしよう


「保健室行こう! 立てる?」


「ん。ちょっと手貸して……」



くれる?って続けようとしたけど。

周りの友人たちを押しのけて現れた男子に、伸ばしかけていた手をとられた。



「綾センパイ! 無事!?」


「こ、光太!?」


「痛い? 立てない? 掴まって!」


「え? た、たて……ひゃあっ!?」



すごい力で引き寄せられたかと思ったら、いきなり視点が高くなって。

光太に抱きあげられていた。



「ちょ、こ、光太!」


「保健室! みちる先輩、このまま保健室連れてく!」


「ええっ? やめて! 大丈夫だから!」