僕らの明日の話をしよう



「ここ……」



懐かしい。


まだバスケ部の皆との関係が良好だった頃。

部活帰りによくこの公園に寄って皆で寄った。


ここは小さなバスケのコートがあって。

3on3をやったり、真剣にバスケの話をしたり、全然関係のないことで大笑いしたり。


それから……ここで光太に何度も、慰めてもらった。



「まさか」



公園の木に隠れて、光太を見守る。


光太は金網の入り口を開けて、人のいないコートに立った。

背負っていたあの黒いリュックを下ろして。


中から出てきたのは、白い靴と……。


古い、バスケットボール。