僕らの明日の話をしよう


靴を履き替えて、学校をあとにして、近くの建物の影に隠れる。

そこからそっと、校門をうかがった。



「はぁ。なんかドキドキする」



そのまましばらく待っていたら、光太が現れた。


またひとりだ。

女の子たちの姿はない。



「……よしっ」



気合いをいれて、大きなリュックを背負った光太のうしろにつく。

気付かれないように少し距離をあけて、いつでも隠れられるように。


光太はイヤホンをつけて、何か音楽を聴いてるみたい。

危ないから音楽聴きながら歩くのはやめた方が良いって、今度言わなくちゃ。