慌てて光太の腕を外させようとしたけど、すごい力でできない。
もう!
沸点が低いのは相変わらずなんだから!
背ばっかり伸びて、中身は全然成長してない。
「だったらてめぇ、体育館で毎日毎日本当は何してたか言ってみろよ!!」
光太に胸倉をつかまれながら、由本くんが叫んだ。
殴りつけるような叫びだった。
本当は何してたかって、毎日って……どういうこと?
「……うるせぇバーカ! 行こう、綾センパイ」
由本くんを突き飛ばすようにして離れると、光太は私の手を取った。
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