もうすぐ昼休みが終わる。
購買に寄ってから教室に戻ろうと歩いていると、
いつかと同じように、体育館に続く通路から由本くんが歩いてきた。
「由本くん。また会ったね」
「砂月先輩……」
「バスケしてたの?」
部活でもバスケやって、昼休みまで。
テストが終わったばかりなのにえらいな。
「いや……。やろうと思ったんすけど、先客がいて」
「人いっぱいでできなかった?」
「そうじゃないんすけど……」
歯切れが悪い。
体育館の方を1度気にするように見て、由本くんは頭をかいた。
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