僕らの明日の話をしよう



「なに?」


「いや……言われてみれば、ちょっと顔色悪いなーって。大丈夫?」


「別に……。寝不足なだけだよ」



光太が優しい。

いや、光太はもともと優しい奴だったけど。


いまは光太の優しさが、なんだかむずがゆい。



「勉強がんばり過ぎなんじゃない? もっとサボっても良いよ。

そんでさ、留年して、俺ともう1回3年生する?」


「ちょっと~、光太くん。綾に変なこと言わないでよっ」


「えー? あはははは」




光太のバカな冗談に、みちるは笑いながらツッコんだけど。


私は上手く笑えなかった。