僕らの明日の話をしよう


みちるには笑って誤魔化したけど、窓の外を見た親友は顔をしかめた。



「……またあの女。なんかされたりしてない?」


「してないよ!」


「ならいいけど。あの子も諦め悪いよぇ」


「……好きって、何だろうね」



ショートボブの子が私を睨む目は、中学の頃の梨乃のそれによく似ていた。


高校生になっても、私はこのままなのかな。

だとしたら、また同じ失敗を繰り返しそうで恐い。


そうならない為に、何ができるだろう。

私は何を、すべきなんだろう。


光太に望まない選択をさせない為に、私は……。