僕らの明日の話をしよう




その日の放課後。

女の子たちを引き連れて、校舎から出きた光太が教室から見えた。


でも立ち止まって何か話したあと、

光太は女の子たちを置いて、ひとりで帰っていった。


今日も急いでるみたいで、あっという間に光太は見えなくなる。



「光太……」



置いていかれた子たちの中には、あのショートボブの子もいて。

ふと、その子が校舎を仰ぎ見たから慌てて隠れた。


あ、危なかった!

いや、危なかったって言うか、
目……一瞬合っちゃったかもしれない。



「綾? どうかした?」


「う、ううん。なんでもない」