いつかまた、あのふたりが……。 「って、欲張りだなぁ私。 ゆっくり行くって決めたのに」 むくむくと膨れてきた願望を、頭を振って追い払う。 でも勢いよく降り過ぎて、くらりと視界が揺れた。 「う……っ」 ひどい立ちくらみ。 やっぱり食事が足りてないみたい。 無理してでも食べよう。 食べなくても張ったように感じるお腹を撫でながら、教室へ足を向けた。 ◆