僕らの明日の話をしよう


光太と付き合ってて、どうしてモテることになるの?


不思議に思っていたら、
由本くんがきょろきょろ辺りを見回して、そっと顔を近づけてきた。



「うちの元主将が、なんか砂月先輩狙ってたって聞いたんで」


「元主将って……あ」



もしかして鹿島くんのこと?


そっか……彼、主将だったんだ。

そんなことも知らないで、私は彼と遊んでたのか。


彼の好意にも気付かずに。



「砂月先輩って綺麗で頭よくてすげー人なのに、他の奴より苦労してる感じしますよね」



同情するようにそう言った由本くんは、みちるが教えてくれた噂のことを知っているのかもしれない。