昼休み。
みちると一緒に飲み物を買いに教室を出た。
「へ~。昨日光太くんとデートしたんだ!」
「うん。大学のバスケの試合観に行ってきた。
光太は文句言ってたけどね」
「いいねいいね~! 朝もずっと一緒に来てるみたいだし、イイ感じじゃん!
光太くんもこのまま、良い方向に変わってくれるといいね!」
みちるが嬉しそうに笑ってくれるから、私も同じように笑い返す。
本当に、みちるは良い子だ。
こんな風に、自分のことみたいに喜んでくれるんだもん。
私の為に一喜一憂してくれるみちるを、私は光太を想うのとは別の形で、大切にしたいって思う。


