僕らの明日の話をしよう


光太は変わろうとしてる。

それも良い方向に。


私はその背中を、そっと押せたら良いと思う。




「あ」



光太を見ていてふと気が付いた。


わかった。

違和感の正体。


光太今日、寝癖みたいなセットしてないんだ。


っていうか、ちょっと髪が濡れてる?


シャンプーか石鹸かよくわからないけど、清潔な匂いもするし……。



「あれっ。今日光太、香水つけてない?」


「え? あ、ああ……急いでたし」


「寝坊した?
でもその代わり、シャンプーか何かの良い匂いする」