僕らの明日の話をしよう



「行くわけねーだろ。センパイも行かせねぇよ。

つーか、綾センパイを放せ!」


「ははっ! 悔しかったら俺をバスケで負かせてみろよ、クソガキ」



機嫌良さげにそう笑うと、忍くんは私の頭に軽くキスして去っていった。


もう周りは悲鳴どころじゃないし、光太は固まってるし。

やっぱり忍くん、完全に楽しんでたか……。




「あいつ、まじムカツク!
センパイもあんなのにキスさせてんなよ!」


「あんなのって、私の従兄……」


「従兄はふつーキスとかしないだろ!」



まあそうだよね。

あれは光太のことからかってただけだし。