僕らの明日の話をしよう


「悪いな、綾。帰り送ってやれねぇわ」


「大丈夫だよ。誘ってくれてありがとね」


「また来いよ。
あと今度はドライブな。好きなとこ連れてってやる」



そう言って爽やかに笑った忍くんに、遠巻きに見ていた女の人たちから悲鳴が上がった。

忍くんの笑顔、破壊力あるもんなあ。


この中に彼女いたりしないのかな。

いたら私の所になんて来ないで、そっちに行ってるか。




「……お前も行くか? 光太くん?」



これみよがしに私の頭を抱き寄せて、忍くんが挑発する。

これ……もしかして楽しんでない?