「誰がオッサンだ。ま、タッパはそこそこだけど、そんなひょろい体じゃ試合で当たり負けして使いもんにならなそうだしな。
辞めて正解じゃねぇの?」
忍くんがそう鼻で笑った瞬間、光太がキレた顔になった。
う、わ……まずい。
光太ってキレると何するかわからない……いや、主に手足が出ちゃうんだけど。
それで中学の時も問題起こしてたし。
「誰が使いもんにならないって?」
「なんだ。一丁前にキレてんのか」
「俺はまだまだ成長期なんだよ!
タッパも体格も、オッサンくらいならあっという間に抜いてやるっ」
「はっ。途中退場した奴が何言ったって、負け惜しみにもなんねーぞ」


