光太が長めの前髪からのぞく目を、ちょっと丸くする。 体は大きくなったのに、子犬みたいな光太の目が好き。 「それって……デート?」 「……だめ?」 もしかしてあの子と約束してたりするのかなって、不安になって見つめれば。 光太は白い歯を見せて笑った。 「すげー楽しみ!」 その満面の笑みに、ほんのちょっと罪悪感はあったけど。 光太のためだって、自分に言い聞かせた。 私も楽しみだよ、光太。 日曜日。 何かが変わりますように。 ◆