僕らの明日の話をしよう




結局この日の放課後は、いつも通り光太は女の子たちと帰っていた。


教室からそれを見てたみちるが



「仲直りしたんじゃなかったの?」



って可愛い顔で怒っていたけど。



「そう簡単じゃないんだよ」



と返しておいた。



一気にたくさんを望んでもいけないんだと思う。

急激な変化をきっと、光太は受け入れられないから。



ひとつずつ、ゆっくりと。

それらがだんだんと、光太の一部になって溶けこむように。



焦らず行こう。

そう決めたんだ。