結局この日の放課後は、いつも通り光太は女の子たちと帰っていた。 教室からそれを見てたみちるが 「仲直りしたんじゃなかったの?」 って可愛い顔で怒っていたけど。 「そう簡単じゃないんだよ」 と返しておいた。 一気にたくさんを望んでもいけないんだと思う。 急激な変化をきっと、光太は受け入れられないから。 ひとつずつ、ゆっくりと。 それらがだんだんと、光太の一部になって溶けこむように。 焦らず行こう。 そう決めたんだ。 ◆