僕らの明日の話をしよう


「……うん。そうだね。ごめん」



ほんと、くだらねぇ。

そう呟くと、軽く頭を振って、鹿島くんは去っていった。




「忍くんのこと話したの、まずかったかなぁ……」



別れの言葉はなかったけど、もう彼に声をかけられることは、たぶんない。

ウィンターカップ、出てくれると良いんだけど……。


彼がプレイしてる姿は見たことがない。

でも、せっかく推薦の話が来るような良い選手なんだから。


勝手だけど、がんばってほしい。



ごめんなさい。


小さくなった彼の背中に、ぺこりと頭を下げた。