僕らの明日の話をしよう



「鹿島くん!」



私の声に、彼は一瞬立ち止まる。


よかった。

私は彼の気持ちには答えることはできないけど。


言っておかなきゃいけないことがあった。




「あのね。部活、引退しないでちゃんと出た方が良いと思う!」


「部活……?」


「ウィンターカップも、出るべきだよ。
従兄が明修大でバスケやってるの。高校の時よりずっと厳しいって言ってた。だから……」




言い終わる前に、鹿島くんは鼻で笑った。

怒ってるのに泣きそうな、複雑な表情で。




「余計なお世話だよ」