僕らの明日の話をしよう


鹿島くんの笑ってない目が、光太の去っていった方を向く。

一緒に来たとこ、見られてたんだ。


でも、良かった。

光太との関係に自信を持てなくて、付き合ってるってちゃんと言えなかったけど。


隠すつもりはない。




「あのね、鹿島くん」


「やっぱ付き合ってたんだ?」


「え。う、うん。
付き合ってる……一応」


「じゃあケンカでもしてた?」



ケンカ……って言うのかな。

ケンカらしいケンカなんて、したことがなかった。


だからきっと、私たちはすれ違ってたんだけど。