うん、ほんとにうるさい。
でも光太と喋りながら歩く時は、いつもこんな風ににぎやかだった。
光太はいつだって明るい太陽みたいな奴で、その隣りはとても温かくて、大切な場所だったのに。
どうしてここを、離れたりしたんだろ。
もったいないことをしてた。
本当に。
もっと大切にして、めげずにしがみついていれば良かった。
そうしたら……他人が入る隙間なんて、きっとできなかったよね。
「綾センパイ聞いてんの!?」
「聞いてる。うるさい」
「聞いてねぇしひどい!」
いまからでも、遅くない。
遅くないよね。
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