「指、痛くないか?」 あたしの顔のすぐそばに、大和の顔があるから……。 大和が何か話すたびに、あたしの耳に吐息がかかってくすぐったい……。 火傷した指は、水で徐々に冷えていくけれど。 反対に、あたしの胸はますます高鳴って、頬が段々と赤くなっていくのが分かる。 「とりあえず、このくらい冷やせば大丈夫だろ。あとは薬塗って……結菜?」 「えっ、あっ、はい!」 「さっきからずっと黙り込んで、どうした?それに結菜、顔真っ赤だぞ」 「えっ……!」