最低だ!

そして、最悪だ!!


ファーストキスだったのに...


気づけば、頬から涙が流れていた


それでも、全力で走って家まで帰った


ガチャッ


「未来?」


ドアを開ければ、お母さんの声がした

だけど今は、それどころじゃなかった


ダダダダ


すぐに、二階の自分の部屋に行った


そして、ベットにダイブした





ファーストキスだったのに...


他の人ともキスしてたくせに...


私のこと、好きじゃないくせに...




はぁー

今日は最悪だな...

っと、考えていたら...


トントン


「...はぁーい」


「開けるわよー」


お母さん!



ガチャッ

バッ


ドアを開けたと同時に、私も体を起こした


「未来、何かあったの?」


入ってきて、ベットに座って私の頭を撫でてくれた


お母さん...


その行為で、また私は泣いてしまった


「お母さん...お母さん!!」


私は、お母さんに抱きついた


お母さんはなにも言わず、ただ頭を撫でてくれた