「ちょっと莉乃!く、苦しいって」 「うん!応援するね!瑠璃の恋、精一杯応援する!」 「だからってコソコソ嗅ぎ回るのはやめてよ?私はそんなの望んでないんだから」 うっ。 「わ、わかってるよ。何もしないもんっ。ただ静かに応援しとくだけ!」 「ふふっ、ありがと」 うんうんと大きく頷いてみせた。 瑠璃に好きな人が出来たこと、それはまるで自分のことのようにすごく嬉しかった。