は、恥ずかしい。 顔がゆでダコみたいに真っ赤なのが、鏡を見なくてもわかった。 うー。 先生にまで勘違いされちゃった。 なんだかドキドキして胸がいっぱいで。 夜ご飯を半分以上残してしまった。 それから消灯まで何もすることがなかった私は、デイルームに足を運んだ。 ここから見る夜景は本当に最高。 いつもと同じように窓に張り付いて眺めていた。 「莉乃」 背後から聞こえたその声に、鼓動がドクンと高鳴る。 名前を呼ばれただけなのに それだけでこんなにも 胸に愛しさが溢れて来る。