細くて華奢だと思っていたけど、密着するとゴツゴツしてて、やっぱり男の子なんだなと思わされる。 長袖を着ているからわからなかったけど、腕にもわりと筋肉が付いてがっしりしていた。 温かいシロー君の体。 優しくて上品なその雰囲気にドキドキする。 「はい、そこ座って」 私の言葉に無言のまま座るシロー君。 素直に腰かけたことにホッとした私は、窓辺に立って夕焼け色に染まる夏の空を見上げた。 ……綺麗。 今日はいい天気だったもんね。 外は炎天下だっただろうけど、ここにいるとそれを感じない。