俺様王子と2℃の恋

「やっぱ、姉貴に感謝するのやめた」

「へ? な、なんでですか?」

「ん……俺、思うけど……
 例え俺が女が苦手じゃなくても、やっぱり俺はあの時彩花に何か言ってたと思う」

「……え?」

「だって、俺は彩花に触れるから彩花を好きになったんじゃない。
 彩花の心も体も、その全てに惹かれたから好きになったんだ。
 だったら、そこに姉貴は関係ないだろ?」