「樹、やったじゃない! ついにこういう裏表のない子と出会えたのね! おねーちゃん感激!!」 「え――?」 おねーちゃん? わけが分からなくなって樹を見る。すると彼は指の隙間から目だけを覗かせ、コクンと頷いてみせた。 なるほど。 「(しのう)」