- another -
「どしたんだ、王子?」
「その名前で呼ぶな」
俺が机で伏せているのをいいことに、掛下は俺の頭をポンポンと叩く。ここで起きても面倒なばかりだから、暫くされるがままになる。すると――
「ねー、王子~」
「……来たか」
「来た来た」
甘ったるい匂いと声ですぐ分かる。同じクラスの滝本玲美菜(たきもとれみな)。割と可愛いことで有名だが……あのすり寄ってくる感じが苦手でどうも毛嫌いしている。
というか俺に至っては女嫌いだから、あんな女々しい雰囲気は特に嫌なのだ。
「どしたんだ、王子?」
「その名前で呼ぶな」
俺が机で伏せているのをいいことに、掛下は俺の頭をポンポンと叩く。ここで起きても面倒なばかりだから、暫くされるがままになる。すると――
「ねー、王子~」
「……来たか」
「来た来た」
甘ったるい匂いと声ですぐ分かる。同じクラスの滝本玲美菜(たきもとれみな)。割と可愛いことで有名だが……あのすり寄ってくる感じが苦手でどうも毛嫌いしている。
というか俺に至っては女嫌いだから、あんな女々しい雰囲気は特に嫌なのだ。



