「このストラップ……」 水色の箱の中には、黄色いタンポポのストラップが3コ入っていた。 「華……?」 「前に、色羽と海に行ったとき……あたしが欲しがったストラップ。色羽……あたしに内緒でこっそり買ってたんだ……」 「そうだったのか」 「あたしがね、3人でおそろいのものが欲しいって言ったの。色羽、嫌がってたくせに……」 華の目には涙が溢れだす。 「華……手紙読んでいい?」 「うん……先に読んで……」 俺は白い封筒を開ける。 3枚にわたる色羽からの手紙だった。