初恋Daysーあの場所で、また逢えたなら


あたしが体育館裏の方に行くと、嫌な予感は的中した。



砂歩は、見た目からして気の強そうな女子たち数人に囲まれていた。



「調子乗んなよっ。あ?」



そう言って、ひとりの女子が砂歩の胸元を思い切り押した。



「なにすんのっ!?」



強い口調で砂歩は、彼女たちをにらみつけた。



ど、どうしよう……砂歩のこと助けなきゃ。



「いい気になってると、痛い目に遭うってわかんねーのかよ」



もぉーなんなの、あの子たち。ちょー怖いよぉ。



人数も多いし、圧倒的に負ける気しかしない。



でも砂歩のこと、このままほっとけない。



「成くんと付き合ってることが、そんなにうらやましいわけ?」



「は?なんなの?おまえ。つーか性格悪すぎじゃね?」



「性格悪いって、どっちがよ?」



「あ?」



「うらやましいんでしょ。あんたたちさ、前に華の悪口とかも言ってたよね?わざと聞こえるように」



「華?あぁ、アイツね。アイツも調子乗ってるみたいだからさ。そのうちボコろっかなって」



ヒーーー!怖いっ!



なんなの!あの子たちー!



あたしのことボコるって……!