色羽が買い出しに行って、成とふたりきりになる。 「クラスのやつらとか、案外会わないもんだな」 「だね。これだけの人いたら、なかなかね」 出来れば学校の女子たちには会いたくない。 無理だろうけど。 でも出来るだけ気付かれたくない。 いくら幼なじみだと知られてるからとはいえ、 成と色羽と夏祭りに来てるとか知られたら、夏休み明けの学校が怖すぎる。 悪口どころじゃ、きっとすまない。 一体なにされるか、わかったもんじゃない。 ――ピリリリリ……。 そのとき、成のケータイが鳴った。