「渡部さん、あいつと知り合いなの?」
下駄箱から一緒に廊下を歩いていると、そんな事を聞かれた。
「え?あいつ?」
「ほら、1組の松原恭弥。」
「えっ!あ、知り合いっていうか、あのこの前は偶然落し物を拾ってもらっただけで、別に何もないよ!」
考えないって決めたのに、早速あの腹黒王子の話ですか。
「そっか。」
「え、なに?」
「いやー、俺さ、あいつと小中同じでさー。あいつ見て分かる通りいつも女の子にキャーキャー言われてる王子様じゃん?」
「う、うん…」
王子様、ね。
下駄箱から一緒に廊下を歩いていると、そんな事を聞かれた。
「え?あいつ?」
「ほら、1組の松原恭弥。」
「えっ!あ、知り合いっていうか、あのこの前は偶然落し物を拾ってもらっただけで、別に何もないよ!」
考えないって決めたのに、早速あの腹黒王子の話ですか。
「そっか。」
「え、なに?」
「いやー、俺さ、あいつと小中同じでさー。あいつ見て分かる通りいつも女の子にキャーキャー言われてる王子様じゃん?」
「う、うん…」
王子様、ね。