「絶対……」


「え?」

彼が何かを呟いた。





「絶対、お前からキスさせてみせるから……覚悟しとけよ?」



「は……はい!?」


どうやらあたしは、彼に火をつけてしまったみたいです。


「き、キス……って、絶対ないから!!」



ここからあたしたちの攻防戦が始まったのでした。








ーーなぜこんな事になってしまったのかというと

それは数日前の夕方……