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「なーんだ。結局のろけ話じゃん。心配して損した」
クリームソーダが鼻から出そうになった。
いつも通りブラックのアイスコーヒーを頼んだ大人なみちるちゃんは、右手におなじみの煙草を持っている。
その隣では衣美梨ちゃんがストレートのアイスティーを、にこにこの笑顔を浮かべながら飲んでいた。
長い夏休みの途中、8月に入ってまもなくして、みちるちゃんが“女子会”に誘ってくれた。
衣美梨ちゃんに会うのもかなり久しぶりだ。
「それにしても自分のことみたいにうれしいですっ。洸介さんと季沙ちゃんがついに恋人どうしになるなんて夢みたい!」
こうちゃんとつきあい始めてもう半年以上たつけど、改めてそんなふうに言われると、なんだか恥ずかしくていたたまれなくなる。
「そういう衣美梨ちゃんはトシくんとどうなんですか!」
「だからわたしたちはそういうのじゃないんですってばー!」
そういうのじゃない、
なら、いったいなんなのだ。
こないだの夏祭りにふたりがいっしょに来ていたという目撃情報なら、すでにみちるちゃんカップルからばっちりいただいているのだけど。
こうちゃんに聞いても、いまいちよくわからないって言うし。
つきあっていないというのが本当なら、トシくんってやっぱり、かなり罪な男なんじゃない?
「なーんだ。結局のろけ話じゃん。心配して損した」
クリームソーダが鼻から出そうになった。
いつも通りブラックのアイスコーヒーを頼んだ大人なみちるちゃんは、右手におなじみの煙草を持っている。
その隣では衣美梨ちゃんがストレートのアイスティーを、にこにこの笑顔を浮かべながら飲んでいた。
長い夏休みの途中、8月に入ってまもなくして、みちるちゃんが“女子会”に誘ってくれた。
衣美梨ちゃんに会うのもかなり久しぶりだ。
「それにしても自分のことみたいにうれしいですっ。洸介さんと季沙ちゃんがついに恋人どうしになるなんて夢みたい!」
こうちゃんとつきあい始めてもう半年以上たつけど、改めてそんなふうに言われると、なんだか恥ずかしくていたたまれなくなる。
「そういう衣美梨ちゃんはトシくんとどうなんですか!」
「だからわたしたちはそういうのじゃないんですってばー!」
そういうのじゃない、
なら、いったいなんなのだ。
こないだの夏祭りにふたりがいっしょに来ていたという目撃情報なら、すでにみちるちゃんカップルからばっちりいただいているのだけど。
こうちゃんに聞いても、いまいちよくわからないって言うし。
つきあっていないというのが本当なら、トシくんってやっぱり、かなり罪な男なんじゃない?



