⋆°。♬
「洸介と喧嘩でもしたの?」
いつもより15分ゆっくり起きてきたわたしのオハヨウに、お母さんは朝の挨拶で返さず、いきなり質問をぶつけてきた。
心臓がどっきーんと跳ねる。
ついでに寝ぼけていた頭がシャッキリ目覚めた。
「さっき洸介が来たよ。季沙、今朝は起こしに行かないのかなーって思ってたけど。さてはなんかあったね?」
「こうちゃん……そのまま、ひとりで学校行った?」
「さあ。登校するにはまだ早いでしょ。でももう制服着てたしいつでも行けるんじゃない」
クールな横顔でしれっと言いながら、お父さんの大きなお弁当箱に玉子焼きを詰めていく。
うちはこうちゃんちと違って甘くない玉子焼きだ。
醤油ベースの、だし巻き卵。
食卓に腰かけ、なぜかいっこうに喉に降りていってくれないクロワッサンをもちゃもちゃ咀嚼していると、お母さんがおもむろに玄関からなにかを持ってきた。
「はい、これ」
「え……」
テーブルに置かれたのは、すごくかわいらしい、クリスマス仕様のラッピングを施された箱だった。
「洸介と喧嘩でもしたの?」
いつもより15分ゆっくり起きてきたわたしのオハヨウに、お母さんは朝の挨拶で返さず、いきなり質問をぶつけてきた。
心臓がどっきーんと跳ねる。
ついでに寝ぼけていた頭がシャッキリ目覚めた。
「さっき洸介が来たよ。季沙、今朝は起こしに行かないのかなーって思ってたけど。さてはなんかあったね?」
「こうちゃん……そのまま、ひとりで学校行った?」
「さあ。登校するにはまだ早いでしょ。でももう制服着てたしいつでも行けるんじゃない」
クールな横顔でしれっと言いながら、お父さんの大きなお弁当箱に玉子焼きを詰めていく。
うちはこうちゃんちと違って甘くない玉子焼きだ。
醤油ベースの、だし巻き卵。
食卓に腰かけ、なぜかいっこうに喉に降りていってくれないクロワッサンをもちゃもちゃ咀嚼していると、お母さんがおもむろに玄関からなにかを持ってきた。
「はい、これ」
「え……」
テーブルに置かれたのは、すごくかわいらしい、クリスマス仕様のラッピングを施された箱だった。



