たん、といい音がして、矢が的の中心を射貫く。
「うわー、やっぱりカッコイイな。ねえ、志帆もそう思うでしょう?」
比奈子はきらきらとした目でこっちを見る。
「うん、そうだね。三浦君ってカッコイイよね。真面目そうだし」
今、私と比奈子がいるのは弓道場がよく見える図書室だ。
ここは弓道場とちょうど向かい合う位置にあって、窓のところから弓道部が稽古しているのが見えるのだ。
「……やっぱり? そうだよね……三浦君、人気あるしさ」
例えばバスケ部の丸木君とかサッカー部の大山君とか。わかりやすくカッコイイ人っていうのももちろんいる。
バスケ部とかサッカー部とかは結構強くて、県大会でもいいところまで行ったりするし。
「うわー、やっぱりカッコイイな。ねえ、志帆もそう思うでしょう?」
比奈子はきらきらとした目でこっちを見る。
「うん、そうだね。三浦君ってカッコイイよね。真面目そうだし」
今、私と比奈子がいるのは弓道場がよく見える図書室だ。
ここは弓道場とちょうど向かい合う位置にあって、窓のところから弓道部が稽古しているのが見えるのだ。
「……やっぱり? そうだよね……三浦君、人気あるしさ」
例えばバスケ部の丸木君とかサッカー部の大山君とか。わかりやすくカッコイイ人っていうのももちろんいる。
バスケ部とかサッカー部とかは結構強くて、県大会でもいいところまで行ったりするし。