傷を負った私を助けたのはヤクザでした。【完】





鳩「お前があそこを出たこと、絶対後悔する」






百「なんでそんなことを決めつけるの」







あれ、なんでこんなに普通にあたし…喋れているんだろ。






それに、さっきから走っているのにこの男…全然息きれてないし…。







鳩「こんなんで息きれてたらやってけねえよ」







百「なんで心読むの!」






さっきから!あたしの心を分かりきったような口調で!






鳩「さぁな、お前と同じやつがいるからかもな」







百「同じ人?」









鳩「もう着くぜ。お前の目当ての場所」









百「え!はや!ちょっと心の準備が…」







鳩「うぜえ」






いつの間にか、周りは知ってる町、道ではなく知らない場所に来ていた。







百「え、ここどこ…」




目の前にはドーーンとすっごいどでかいお屋敷が。





黒塗りの車が数台置いてある。





高そう…。








鳩「あ?柏木組だよ」