傷を負った私を助けたのはヤクザでした。【完】






百「永太さん、仕事は?」






永「あぁ、今日はパソコン作業だけだからここにいるつもりだけど駄目か?」






持ってきた鞄からパソコンを出して、ほら。とあたしに見せた。







百「ううん、逆に嬉しい。見張りの人がいるけどここでずっと一人だったから暇だったの」



そう言うとニカッと笑った永太さん。



永「いつも作業するときは1人とか移動中だったからオレも百合ちゃんがいて嬉しいわ」





百「あたし、永太さん達が仕事しているところ見てみたいなあ」








永「この仕事にやりがいはあるけどなあ、見るのは退屈だと思うぞ?ヤクザはそこらへんの仕事と違うからなあ。」







百「でも藤井組って世界一だから、大変だよね…」






永「まあ…ここは秘書いるくらいだもんなあ。小っさいことからでっかいことまで全部もってるから大変だけどな。」






そんなに大変なのに、あたしになんか手回してくれるなんて…なんて優しい人達なんだろう。