傷を負った私を助けたのはヤクザでした。【完】






〝今すぐ柏木組を潰せ〟





ただそれだけを玲真に言え、と言われ男は病室の扉から出て行った。







見張りの人がいるのに普通に出ていった。







あの男は何者なんだろう…。







要求してきたのは柏木組という組を早く潰せということ。





そもそもなんであの包丁が男の手に…。





すべてが不思議だらけだ…。








体がまだ震えてる…。







あたしは開いていた窓を閉め、体を温めるためベッドの中に入り目を閉じた。