傷を負った私を助けたのはヤクザでした。【完】




コトといって手を止め、やっと振り向いたあなた。





その時にはもう涙が頬を伝っていた。







誠「そんな顔をするな、麗華。」









麗「…だって。あなただったから助かったものの、玲真がもしも」










誠「麗華、もし気付かず目覚めなくても…アイツが百合さんを守るために行ったことであり経験でもある。アイツは粘り強いから、大丈夫だ。そう簡単に死なねえよ」







麗「玲真…」






お願い、死なないで。







無理をしないで、玲真はまだ若いのだから…。







麗華sideend