傷を負った私を助けたのはヤクザでした。【完】








百「・・でも、ありがとう。・・玲真、流星さん、永太さん」




玲「ん」




永「おう!」




流「やって当然」






玲「だから・・帰ろ?・・な?」





百「・・・・」






玲「・・どうした?」






百「・・ううん。何でもない」







玲「言ってみろ」






百「・・怖い」





震えた声で言う百合。




玲「・・組員が?」






百「・・うん。優しい人達だって分かってるけど…すこし。・・あと、外出たくない。」







玲「大丈夫だ。俺らが守るから」





百「・・ごめん。迷惑かけて」







玲「迷惑じゃねえよ」