傷を負った私を助けたのはヤクザでした。【完】






玲「は?」






百「死のうとしたのに・・・なのに・・なのに・・」






玲「百合!」






百「どうして!!私を・・死なせてくれないの!?」





泣きながら百合は話し続ける。






百「どうして・・誰も・・私の事聞いてくれないの!?誰も・・私の事・・!!」





玲「百合!!もう言うな!」





百「だって・・だって!!」





俺は興奮する百合を抱きしめて止めた。





玲「分かったから」






そう言うのに、言うのを止めない百合。





百「私は殺して無い!そう言うのに・・皆は・・うぅ・・」







永「・・百合ちゃん」






丁度その時、流星も来た。





流「百合ちゃん!!大丈夫!?」







百「・・あたし、・・もう嫌」