傷を負った私を助けたのはヤクザでした。【完】







流「気にしなくていいよ?百合ちゃん」






ニッコリと笑う和田さんに、






百「は・・はい・・」






というしかなかった。






流「あ、後、俺の事、和田さんじゃなくて、流星で良いから」







永「俺も永太で~!!!」






百「え?」





百「さっきから、小声で和田さんって言ってたから」






あ、つい声に出ちゃってたの…恥ずかしい!!







流「分かった?」






百「ありがとうございます。わ・・じゃなくて、流星・・さん!」





さすがに呼んでと言われても少し申し訳ないし、恥ずかしい。






流「まぁ、流星さんでもいっか」







永「俺も、永太って呼んで~!!」





百「永太・・さん?」






永「さんはいらねぇ~よ〜」







流「永太、欲張ると・・・」






流星さんの視線の先は・・









玲真。