傷を負った私を助けたのはヤクザでした。【完】




「お前もな。」




ははっと笑う永太は、一生分働いたと呟いた。



「仕事は?まだ残ってんだろ?」






「あー、今やってる流星の仕事でひと段落つくから玲真は寝てろよ」




から笑いする永太は相当限界なのだろう。






「永太も今日明日は仕事しないで寝て、好きなことしろよ」





「まじ?そんなにいいのかよ!?」




笑いがこぼれ嬉しそうな永太。





「流星にもそう言っとけよ」





「おう」




そう言って永太は部屋を出た。





パタンと閉められた扉を見つめた。





百合に会える。





そう思うと心なしか足が軽くなった気がした。



俺は百合を迎えにいくために準備をした。




時間は早いが別にいい。



会えれば。