傷を負った私を助けたのはヤクザでした。【完】




目を覚ました時には百合と約束の日。





…10時。



まだボケているのだろうか。





呆然と時計を見ていた。





またコンコンとノックをして入ってきたのは永太。





「よく眠れたか!?」





「永太、これはどういうことだ?」






「あ…それは、えっと…」






そう言いながら、永太は俺にすべて話した。





俺は2日程死んだように寝ていたこと。




会議、会合他全ては永太や流星が出席し、カバーしたこと。




これの提案は全て流星だということ。





会合は分かったがまさか会議までも…。





はあ…と深いため息をついた。





おかげで体の怠さも熱っぽさも無くなっていた。





そのかわり、ぎゅるると腹の虫が鳴った。





「玲真、痩せたなあ」