傷を負った私を助けたのはヤクザでした。【完】





百合とわかれてからの行動は異常に早かった気がする。





「あーあ、呼ばれたくなかった。」






屋敷に戻るとすぐに七音の所へとんだ。





「すまない。別れてほしい。」






深くお辞儀をした。





「七音には感謝しきれない。ありがとう。」






「ふふ、百合ちゃんと上手くいったんだね?良かった。」





小さくあぁ、と言うと照れてる。と茶化された。




「こんな若いバツイチ誰も拾ってくれなかったらどうするの!私、まだ23歳よ!?」




そういや…七音って百合の一個上だったっけ…。




「大丈夫だ。七音は、良い女だし見た目良いし芯強いし。俺が保証する。」




「30歳までこんなんだったら、玲真のせいなんだからね!!」



ツカツカと歩いてきて俺に圧をかけてくる。




「最悪の場合、流星とか康介もいるし…」




「最悪の場合って何よ!!それに、藤井組の人達と付き合ったら貴方達のラブラブ感を見せつけられてもう…」




眉間に手をやり、フラッと倒れるフリをする七音。




それに苦笑いをするしかない。